私のキャリアの原点。バストの美しさとは何か。
更新日:9月22日
私は、バストへのこだわりが人一倍強い。
見た目だけではなく、バストの質感、バストの感覚が女性に与える影響。
そんな事をふとした時にいつも考えている。
空を見上げた時に目に映る雲が、私には乳腺に見える。
なぜ、こんなにバストオタクになったのか。
きっかけは、20歳時のNew York 旅行中の一コマだった。

大学2年生時、New Yorkに旅行している際の出会いが、私の人生を変えた。
Saks Fifth Avenueという百貨店のフロアを歩いていたところ、
フロアの奥の方に、引き寄せられるように歩き、辿り着いた。
他のエリアとは全く違う、上品で穏やかな空気が流れていた。
そこは、婦人ランジェリー売り場だった。
この出会いが、私の「女性の価値観」を変え、バストというパーツへのこだわりを生み、現在のキャリアに繋がったと考えている。
風にそよぐような繊細なオーガンジー素材や、美しいレース、スワロフスキーが織り成す芸術品のようなランジェリーの数々。
光沢が美しい肌触りの良いシルクや、触れた瞬間に全身がリラックスするような上質なコットン。
直接肌に身につけるからこそ、良質な素材で、心も体も嬉しくなるものを。
そんな贅沢に気付きました。
気付けば、その場にいるだけで全身がリラックスして、穏やかな気持ちになっていた。
ランジェリーは消耗品といえば消耗品であるが、
「本当に好きなランジェリー」
「心も体も喜ぶランジェリー」
を身につけることが、女性が自分自身を大事にケアする手段の一つになる。
芸術のような美しさを持つランジェリーを身に纏うと、女性自身が「動くアート」になる。女性のナチュラルなボディラインや肌の質感を、さらに美しく魅せるようなランジェリー。
「全ての女性がそのままで美しい」事を気付かせてくれて、
「自分の身体を大切にする」という気持ちを強めてくれる。
さらに「自然な美しさを生かしたアート」に昇華させてくれる存在。
それが、ランジェリー。
日本では「寄せる」「盛る」ブラが大量生産され、分厚い生地とパッドが本来のバストを隠している。そして、出来上がるのは人工的なシェイプ。
このような風潮に何となく違和感を感じてはいたものの、
違和感の原因がスッと腑に落ちた。
「バストは大きい方が良い」
「バストが小さいから、コンプレックスだった」
そういうお声は、多く耳にする。
「バストが大きい方が良い」とは、誰が決めたのでしょうか。
男性向けの広告でも谷間を寄せた女性が映っていることが多い。
本来、「自分の美しさを決めるのは、自分自身」であり、人と比較する必要は一切ない。
どんな大きさでも、どんな形でも、自分が見た時に、嬉しくなるバストであれば、良い。
そんな想いから、女性のバストは、女性の心身を支える事が出来るとても大切なパーツだと感じ、人一倍バストにこだわりを持つようになった。
そんなこだわりが、私を乳腺外科医への道へと導いた。
さらに、乳癌診療や豊胸後のトラブルに向き合う中で、
「乳がんの治療過程で変化した見た目のケアを行いたい」という気持ちが強まり、
また、乳がんでなくバストの美容手術においても
「バストを美しくしたい」と思う方が、
安心して受けられるバスト美容施術が必要だとも感じた。
バストの解剖や生理も理解されないまま、術後のケアも十分でない状態で、クリニックに言われるがままに美容手術を受けたバストの状態に胸が痛むこともあった。
バストの美しさや女性性を気持ちだけではなく、知識と技術でケア出来る乳腺外科医になりたい、という想いから今に至る。
乳腺外科医を続けながら、美容外科で働くことは、簡単なことではない。
心の底から、バストが好きだから、乳腺外科医として恥じないバスト美容を提供出来る医師でいることをモットーに、日々診療に向き合っています。



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